特定非営利活動法人LOOB JAPAN

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LOOB教育サポート事業(ノンフォーマル教育・食育)

子ども達の可能性を磨く!  - Unlock the Potential of Children -

LOOBでは経済的な援助だけでなく、ノンフォーマル教育活動を通じて、子ども達の将来に対する向上心を育んでいます。LOOBの支援を受けている子どもだけでなく、彼らの兄弟姉妹、近所の子も参加できるようにしています。現地に集まる多くのボランティアが協力して企画から評価活動まで行っており、ユースメンバーの実践的なトレーニングの場にもなっています。

ノンフォーマル教育活動

A. 週末の子ども英語アクティビティ - Weekend Kids English Activity -

この活動に参加する

この活動は現地ボランティアと日本および外国のボランティアが、現地の子どもの英語力・表現力・社会性・ライフスキルを伸ばすため、4つのエリアで年間24~30回ほど実施しています。

1.ティグバワン(ナムコン村)

2006年から活動開始。毎回20人程度の子ども達に様々なテーマで活動を行っています。これまで「世界を知ろう!」、「フィリピン各地の民話」に基づいての創作劇、「アート」「音楽」をテーマに子ども達の表現活動を創っています。

2.カラフナン村

2007年から活動開始。スモーキーマウンテンと呼ばれるごみ投棄場がある地域で、英語のファンアクティビティと栄養食配給を行っています。08年にフィリピン教育省の「Alternative Learning System(ALS)」に組み込まれ、地域の公立小学校から教育パートナーとして認定されました。子どもの参加人数は毎回40~60人です。

3.ナバイス村

2013年から活動開始。カラフナン村の隣にある都会のオアシスのような場所で、英語のファンアクティビティと栄養食配給を行っています。子どもの参加人数は毎回30~40人です。

4.先住民族の再定住地(ラニット村)

2015年にホームステイの受け入れ先として提携し、2017年には生計支援および教育支援の活動をスタートしました。クリスチャンのリーダーが率いる先住民族のコミュニティで、英語のファンアクティビティと栄養食配給を行っています。子どもの参加人数は毎回25~35人です。

 

 

B. 無人島キッズキャンプ - Kids Camp -

この活動に参加する

毎年5月に、支援先の村の子ども達40人を無料で招待し、キッズキャンプを開催しています。都市部のごみ山の近くに住んでいる子ども達にフィリピンが誇る海の大自然を体験してほしいという想いから2008年にスタートし、2019年GWでで15回目を迎えました。2008年から2015年はギマラス島で、2016~2017年は松の木のあるレオン町のキャンプ場で、2018年はイロイロシティの名所を紹介するキャンプを開催。様々なチームビルディングを通して社会性やリーダーシップを伸ばす訓練を行っています。

 

 

C. ジュニアリーダー育成プログラム - LOOB Junior Leadership Training Program -

2016年からジュニアリーダーというグループを運営しています。LOOBの教育サポートを受ける13歳から18歳までの中高生約15人が対象です。学校やコミュニティの中でリーダーシップを発揮できるよう、メンバーが立案・企画した活動を毎月LOOBでサポートしています。これまでファーストエイド、エイズや早期妊娠講座のほか、起業体験なども行っています。

詳しくはブログをお読み下さいこちらから

 

 

食と栄養の活動

教育サポート事業の一環として、食事の質が乏しく適切な栄養を取れない栄養不良の子ども達のために、以下の活動を実施しています。

  • 2006年 ごみ投棄場内で週末の栄養食配給をスタート(週1 対象約60人)
  • 2009年11月~2010年3月 同地区で学校給食をスタート(週5 対象約80人)
  • (⇒助成団体:公益信託今井記念海外協力基金)    
  • 2010年6月~2012年3月 学校給食とオーガニック菜園を通じた食育プロジェクト(週5 対象計300人)
  • (⇒助成団体:味の素AINプログラム
  • 2012年4月~2013年3月 学校やコミュニティでの栄養セミナーや栄養スナック販売
  • 2014年~現在 支援コミュニティにて週1回の栄養食配給(対象約60人)
  • 2017年10月~2018年2月 先住民のコミュニティにて60日間の栄養食配給(対象約50人)
  • (⇒助成団体:2017年世界のひとびとのためのJICA基金
  • 2018年~現在 貧困コミュニティの公立小学校で放課後の食育&識字教室支援『Feed Me and I Read』を開催(対象約60人)

 

味の素KKの助成による「学校給食とオーガニック菜園を通じた食育プロジェクト」

最終報告書(PDF)こちらから

活動ブログはこちらから

小学校での給食配給と、児童/保護者(PTA)への栄養セミナー

2010年4月~2012年3月の2年間は、味の素KKの助成を受け、栄養不良と判断された児童計300人に、無料栄養給食(約400回)を配給しました。給食前にはミニレクチャーを実施し、「衛生」、「栄養分類」、「咀嚼と消化」等について教えました。事業目標にした栄養不良児は1年目、2年目とも減少を達成。また、2年間でPTAおよび児童向けに、栄養知識向上に関するセミナーを計8回実施し、これらを通して普段の食事や栄養に対しての正しい知識を普及しました。TCP(学校→子ども→親・コミュニティ)アプローチにより、学校給食やセミナーの対象者だけでなく、受益者の家庭レベル(兄弟や親)でも意識の改善が見られました。

2011年10月にはLOOBスタッフ5名が科学技術省(DOST)の食糧栄養研究所(FNRI)から講師レベルの養成セミナーを受講し、本事業終了後もLOOBが独自にセミナーを実施していけることになりました。

子ども達との学校菜園作りと食堂&屋台の献立改善

荒れ果てていた小学校内の菜園を復活させ、教師や環境クラブの児童と10種類ほどのオーガニック野菜を栽培しました。土壌の改善があまり進まず、学校給食に利用できる収穫にはならなかったものの、担当教師や児童との共同作業により、菜園を学校運営の一部として軌道に乗せることができました。

オーガニック菜園に関するセミナーは計8回実施し、食と農のつながり(食物連鎖)やオーガニック野菜の良さ、調理セミナーなどを実施しました。調理セミナーの際は、菜園で収穫した野菜を使いました。 有機肥料の投入によって年度末までには土質が少しずつ改善されたので、事業終了後も学校側が菜園を継続していくことになっています。

食堂の老朽化と教室への転用にともない、PTAが運営する既存の食堂2棟の修復を行ったほか、食堂1棟を新設することができました。全校生徒の目が触れる食堂に、栄養関連のポスター等を掲示しました。各食堂で販売されている市販スナック菓子などを削減することはできなかったが、食堂や屋台運営者に対して、栄養と食品衛生に関するセミナーを2回実施しました。新しい食堂はNutri Canteenと名づけられ、開設式には地元のメディアも取材に来ました。ここでPTAとともにFNRI推奨の栄養スナック(パンプキンブレッド)等の販売をスタートすることも成果のひとつです。

 

味の素KKの助成を受けて実施された学校給食
学校給食スタート!
学校給食スタート!
給食を運ぶLOOBのスタッフ&ボランティア
給食前のミニレクチャーを行う日本人ボランティア
給食を食べる児童たち
給食前のレクチャーを行う日本人ボランティア
給食を食べる児童たち
大人向けの栄養セミナー
子ども向けの栄養セミナー
オクラなどを育てています
児童と一緒にガーデニング
ニガウリなど10種類以上を育てています
児童と一緒にガーデニング