ギマラス島重油事故

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厚い重油に覆われたマングローブ林 若いマングローブは死んでいく 
≫≫マングローブ林の写真

2. 事故の背景

去る8月11日午後4時頃、サンシャイン・マリタイム社が所有・運営する船舶(フィリピン籍、SolarI号、998トン)が、ルソン島南部のバタアン州からミンダナオ島の南サンボアンガ州に向かう途中、中部ギマラス島南西19キロの地点で沈没しました。同船舶は、石油元売り最大手ペトロン社がチャーターしたもので、積載していた219万リットル(52万8,360ガロン)の工業用重油のうち、最初の数日で35万リットル以上が流出し、海岸線を汚染した。

特に被害が大きかったのは、ギマラス島南部のヌエババレンシア町、シブナグ町、サンロレンゾ町で、この地域だけで被害世帯数は3,357世帯に上り、40あるバランガイのうち27のバランガイで影響が出ました。

船舶は、650メートルの海底に沈んだまま(2007年3月10日現在)です。

3. 事故後の被災状況

日本の新生丸が撮影した沈没船―184キロメートル以上の海岸線
―1,141ヘクタールのマングローブ群生
(タクロン島の保護地区26ヘクタールを含む)
―88ヘクタールの海草養殖
―漁業の被害総額は年間3,000万ペソ
―マングローブの普及費用1,500万ペソ

【その他、政府発表の被害状況】
―15平方キロメートルのサンゴ礁
―ビーチ・リゾート2カ所以上
―漁民1万人が失業
―被害地は3つの町(20のバランガイ)に及ぶ。
  特にヌエババレンシア町のサンロケ、ラパス、ルクマヤンの3バランガイで最悪の被害。
ギマラス島は、パナイ島とネグロス島に挟まれた面積約6万ヘクタールの小さな島。
14万1500人の島民が暮らしています。
南部には多くの魚類が生息するタクロン島(Taclong Island)保護区があり、豊かなマングローブ群生が漁業を支えてきました。

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