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3. カヨさん(63歳、女性)
英語研修を始めて
 英語研修は、9月〜12月の3ヶ月フィリピン大学(UP)に通いました。 UPの4年生、院生がチューターで、一人2時間、1日4時間のレッスンでした。 UPチューターは、私が何をしたいか聞いてくれました。その頃の私としては「英会話が出来るようになりたい、フィリピン人とコミュニケーションが取れるようになりたい」としか答えられませんでした。彼らは、インターネットで、私が興味を引きそうな題材を探してくれたり、いろいろな本やテキストを用意してくれたりしました。3ヶ月はアッという間に過ぎ、次にウェストビサヤ大学ランゲージセンターに3ヶ月通いました。4年生の学生、ジュニオさんと2時間フィリピンの英字新聞「トリビューン」を読むこととプロフェサー・チューターのルースさんについて1時間フリートーキングをすることにしました。新聞読みは、午前中家で辞書を引き引き、いくつか記事を読み、学生のジュニオさんと読みました。

 2月半ば、「30日のトイック」というテープで短い会話のリスニングを始めました。私にはぴったりで、少しずつリスニングの力が伸びていくような感じがしました。3月半ばに、そのテープは終わり、次に英会話のテープを用意してくれました。これは、3分ほどの短い会話で、内容もなかなか面白く工夫されています。もちろん、私には一部しか聞き取れず、ルースさんが、繰り返してくれて、内容を理解するというふうに進めました。

 4月は、夏休みで、第1〜2週はお休みになり、その間、テープをコピーしてもらって、家で聞きました。何回か聞いているうちに会話を書き取ってみることに気付きました。テープを何回か聞き、デクテーションをして、チューターに直してもらう、そして繰り返し読む、この学習方法は、私に一番良かったです。リスニングの意味でも、基本的な文型、言い回しに慣れる意味でも効果があると思いました。

6ヶ月を修了をして

 自分は何をしたいのか、リスリングなのか、スピーチなのかをはっきりさせることが肝心だと思います。リスリングの力を伸ばしたいなら、そのためにどんな方法があるのかを質問してみてください。ニュースを聞いたり、会話のテープを聞いたり、いろいろな方法を提示してくれるでしょうから、そこから自分に合っていると思うものを選ぶといいのではないでしょうか。

 また、自由会話といっても、上級クラスなら問題ないでしょうが、初級程度では、スムースに会話は進まず、話のテーマとしても、何か教材を使うことになると思います。その場合、自分から興味があるジャンルはこのことで、これに関連する本を読みたいと指定した方がいいと思います。単語を調べるにしても、自分の興味あるテーマなら、苦痛にならないと思います。 6ヶ月、時は経ちましたが、残念ながら、英語が耳になじんだ程度で、道はまだまだ遠いのですが、テープの英会話のリスニングと DVDが効果があったように思います。

英語研修アラカルト

 UP(フィリピン国立大学)は名門で、建物は古くスペイン式です。構内は、マポガニー、ナラ、パパイヤ、ユーカリなど大木が多く木陰は、涼しいです。行きかう若い人達は、一人一人顔立ちが異なり、とてもきれいで魅力的です。フィリピン人は、400年間のスペイン支配で、中南米のように混血がすすみ、中国系もまじり、ミックスしているのだ、・・・とUPのチューターは言っていました。

 イロイロの人はヒリガイノン語を話しています。窓の外から、ヒリガイノン語が聞こえてきますが、とても音楽的で、歌うような感じの言葉です。だから、英語漬けというわけではないのです。家族も普段はヒリガイノン語で話し、私と話すときだけ、英語を使います。フィリピーナにとっては、英語は第二外国語です。考える時はヒリガイノン語で考えると言っていました。

 フィリピンの現代史について、イロイロ大学のリマ教授からレクチャーをうけることになりました。私の英語力はとてもおぼつかないし、教授を独り占めするなんて申し訳なく遠慮していたのですが、折角の機会なので、4月〜5月のレクチャーを受けることにしました。

 歴史はコンスタンチーノと言う歴史家の本をまたまた、辞書を引き引き読んでいます。朝からお昼過ぎまで読み、週2回 大学に行き、私が質問したりや先生からの説明を聞いたりします。週3回は、 リスリングに通っています。成果は?と聞かれると・・・9月の頃よりは・・・・と口ごもるしかないのです。道は遠いです。リピート、リピート、リピートです。

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