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第26回イロイロスタディツアー記録

訪問させていただいた家族と一緒に 期間:2008年3月18日〜3月25日
開催地: 市内/パナイ島ナムコン
参加者: 日本人9名、フィリピン人5名

活動内容: 
・都市貧困スタディツアー
(スモーキーマウンテンの子供たちと交流)
(児童養護施設でのピアニカ交流)
・ホームステイ
・オープン・フォーラム
(写真上) 都市貧困スタディツアー
イロイロ市のごみ投棄場を訪問し、住民のご家庭を訪問して現在の課題や裁縫プロジェクトなど生計支援について見識を深めました。
カトリック修道会が運営する児童養護施設では、日本から持ち込んだピアニカを寄贈し、子ども達と交流しました。。


ホームステイ&オープンフォーラム
漁村部のコミュニティにどっぷり浸かれるホームステイ。ここを拠点に現地の方と交流を深めながら、途上国の発展とは?人間の発展とはという深いテーマについて、互いの意見をシェアリングしました。

参加者の声

AKI
 今回、私は「アジアの現状がみたい」と思いこのツアーに参加した。アジアの中でもフィリピンという国を選んだのは、大学の友達が以前 LOOBにお世話になり、話を聞いて面白そうだと思ったから。そしてフィリピンでは英語が共通語であり、英語のスキルを伸ばしたいって思ったからである。

 実際にフィリピンのイロイロ市に着いて、私はジプニーに乗っている間ずっとまわりに圧倒されっぱなしだった。交通マナーなどない道路、ジプニーの排気ガス、竹で組み立てられた家、何件もあるサリサリストア。すべての光景が新鮮で、自分がテレビでしか見たことがない世界で、ある種のカルチャーショックだったのかもしれない。

しかし、圧倒されたのは景色だけではない。一緒にツアーに参加した人々やLOOBの皆さんにも圧倒された。みんな目的意識が高く、しっかりした意見や考えを持っている人ばかりだった。特にシェアリングの時、フィリピンのことやコミュニティー、宗教などについて話し合ったが、自分にはしっかりとした意見がなく、自分の未熟さを実感した。「アジアの現状が見たい」という目的は、すごく漠然としていて、本当に初歩的な目標だったなぁと思う。幸恵さんや、今回ツアーに参加したみんなともっといろんな話がしたかったが、自分にはまず知識がなく、 フィリピンに関して無知だったことが後悔である。

 しかし、知識がなかったからこそ、シェアリングの時は全員の意見に影響された。いろんな考え方を知ることができた。シェアリングができて本当によかったと思う。ツアーでは主に養護施設、カラフナン、ナムコンに訪れたが、印象に残っているのは子供たちの「笑顔」である。ピアニカを吹いているときの女の子の笑った顔。スモーキーマウンテンで大声で私の名前を叫んだときの男の子の笑った顔。ホームステイ先で私に「アルプス1万尺やろう」と言った子供たちの笑った顔。私の記憶には子供たちの笑顔しか残っていない。改めて、笑顔は人を幸せにする最高のパワーだなぁと思った。笑顔があれば地球は救えるといえば大袈裟だが、本当にそのような気がした。子供たちにずっとずっとあの笑顔のままでいてほしい、あの笑顔を守ってやりたいという思いがとても強くなった。

 そして、ナムコンのホームステイ先での家族の暖かさに私は本当に心を打たれた。私は父親を失っているので、なおさら家族の絆や家族の暖かさを強く感じた。いつも冗談を言ってかわいがってくれたタタイ、おいしいご飯を作ってくれたナナイ、洗濯を手伝ってくれた子供たち。私たちを快く受け入れ、精一杯のおもてなしをしてくれてとても嬉しかった。最初は、家族のホスピタリティに、ここまでしなくてもいいのに、客人扱いされているのかな、などと少し不安になったりもしたが、次第にお互い慣れていき、ナムコンの空気がとても心地よくなった。家族や近所の人々と仲良くなることができたし、言葉に表すことのできない体験が多くて何と言ったらよいかわからないが、最高の3日間であった。

 フィリピンから帰ってきてもう3週間がたつが、私の中でまだまだ今回の経験は整理されていない。アジアを見たいという目標は達成されたが、ここから次のステップとして何を学びたいか、自分は何をしたいのかはまだ決めることができない。実は私は今まで、国際協力にはそこまで興味はなかった。しかし、今回のツアーを通じて、フィリピンの良さを伝えたい!フィリピンに何か貢献したい!という思いが生まれた。今はこの思いを大切にして、大学での勉強やサークル活動に励み、秋田でできる活動を見つけたいと思う。そして、将来自分がどのような道を進むかわからないけど、今は漠然としているこの思いをあせらずゆっくりと具体化できたらいいと思う。

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