HOMEへ

ワークキャンプ&
スタディツアー

国際交流プログラム

日本語教師
ワークキャンプ&スタディツアー
英語研修&週末ボランティア
ホームステイ
ロングステイ


国際協力プログラム

こども医療サポート
こども教育サポート
物資・衣類の寄付
フェアトレード
生計プロジェクト(養豚)
ギマラス島重油被害支援
チャリティフリマ
スモーキーマウンテン支援

ホーム > ワークキャンプ&スタディツアー > 過去のプログラム >第22回パナイ島ワークキャンプ

第25回パナイ島ワークキャンプの記録

期間:2008年3月7日〜3月17日
開催地: パナイ島ナムコン
参加者: 日本人16名、フィリピン人8名

活動内容: 
・スモーキーマウンテン訪問
・教室建設
・ホームステイ
・小学校で日本文化紹介
・フレンドシップナイト
 ワーク・プロジェクト(教室建設)

 教室数が足りなく、グランドで「青空教室」が行われることもあったナムコン小学校。先生とPTAの要望で、既存の壁を利用して、簡易の教室を建設しました。22回パナイ島ワークキャンプの引き続きで、今回のワークキャンプでは前後の壁を完成させました。

参加者の声

NATSU
私は、第25回パナイ島ワークキャンプに参加させていただきました。このキャンプへの参加は、友達の紹介でLOOBの存在を知ったことで始まり、ほぼ迷うことなく申し込みを済ませました。

10泊11日の日程のなかでパナイ島のナムコン村のある一家にホームステイさせてもらいながら、小学校の教室建設に取り組むとともに、小学校訪問と交流や、スモーキーマウンテンの視察も行いました。小学校建設は土木作業と聞いてどんな重労働かと不安でしたが、私にでもできる仕事もあり、安心しました。とはいっても休憩時間になると子供が出てきて、その可愛さとフィリピン人キャンパーの働きぶりにかまけて、ついつい遊んでしまいました。給食の話や家の話など、何気ない会話で交流することができて嬉しかったです。 ある先生は「日本に行きたいけれど、お金が足りない」と言っていました。そして、若いのにフィリピンに来ることができた私達のことを、すごく不思議がりました。それを聞くと、ただ日本に生まれただけでここにいる自分が申し訳なくて、ますます帰ってから自分にできることを考えずに入られませんでした。フィリピンでは先生が備品などを負担するし、熱意にも差があると聞きましたが、教育やこのワークについてどんな風に考えているのか、もっと話を聞きたかったです。

スモーキーマウンテンでは、正直、初めは生々しい光景にびっくりしました。写真はHPで見ていましたが、実際はもっとひどくて、ずぶずぶの汚水や異臭をみるかぎり、衛生状態がどんなものかは容易に想像できました。でも住んでいる人はいるし、子供は日本と同じように走り回り、くったくのない笑顔で笑います。生まれた環境が違うだけで、その環境は彼らにとって当たり前なのだな、と改めて思いました。

アクティビティの後、給食の時間になると、子供が急増しました。親が無理やり連れてきたりするからです。可愛い子供たちが無邪気に日本のおもちゃで遊ぶ姿を見て、ふと考えられずに入られませんでした。 「1年後、10年後はどうなるのか」と。 私は今まで目の前に困っている人がいる、そんな時「魚をあたえられるだけで、魚の釣り方を知らないままだと同じこと」だと思っていました。でも「現地NGOは違う。今日、明日の食を得ることができるかが問題なのだ」と言われたとき、はっとしました。

自分の浅い知識にも嫌気がさしたし、何かをするには本当にお金が全てだ、という現実も突きつけられました。現地NGOっていうのは現地人の理解と熱意を得るのも一苦労だし、なんて厳しい環境にあるのだろう、と思いました。この地球にはたくさんのNGOやNPOがあるけど、目的や活動内容は本当に似ているのだから、それをもう一度思い出してほしいし、相互協力を遮る問題にもどかしさを覚えました。

そして、ホームステイ。ナムコン村のホームステイは私が一番興味をもっていたものでした。ホームステイこそは初めてでしたが、東南アジアの村にいくのは2回目だったので、前回に感じたことを思い出しながら「生まれた場所が違うだけで、人はみんなおんなじ」「笑顔は共通」をモットーに、「色んな幸せのかたち」をみながら「現地にとって当たり前の文化」の違いを楽しむつもりでした。 フィリピンに着いてからも、6時前にニワトリの声で起き、お風呂として水を浴び…。そんな村人にとって当たり前の生活を同じように行い、できているつもりになっていました。また、初めはフィリピン人キャンパーの固定観念に驚き、あわよくば、討論の末に「何か一石を投じて帰れたらな」などと考えていました。

しかし、色々な問題が起こる中で、そんな考えは浅はかだということをとくと感じました。ホームステイとはなにか。それはまさに「郷に入れば郷に従え」ですが、その聞きなれた言葉は、頭では理解していたつもりで、形だけになっていました。「ただ相手と同じように生活する」のではなくて、「何を考えているか、何を大事にするか」を理解した上で、「精神も心もなりきらなければならない」のです。とはいっても、バックグラウンドは本当に人それぞれで、また日本人に欠けている宗教の信仰が根底の概念も多々あり、とても苦しみました。まず私は聞く立場で、その上で何か訴えることができたらよかったのですが、自国の文化や宗教を大事にしつつホームステイをすることは、とても難しいことをひしひしと感じました。

結果的には問題が起こるたびにフィリピン人キャンパーや家族と話ができ、現地のいろんな人やフィリピン人の国民性に触れ、文化を知れることができたので本当によかったです。ホストシスターとはジレンマの連続で、何回も言い合いをしてしまったけど、キャンプが終わるにつれて「これがよかった」「今日こんなこといわれて嫌だった」とただ考えたこと、感じたことなど、どんなことでもすぐに口に出してくれるようになり、本当に嬉しい気持ちになりました。そのあと「なんで?」「でも私はこう思うよ」と会話が続くことが、どんなに幸せか。しみじみと感じました。

今回のキャンプでの反省はたくさんあって、迷惑もかけてしました。そして、自分の無知識と、思いやりのなさにはつくづく呆れました。NGOの話もそうだし、LOOBの活動もいっぱいあるのに全然知らなかったこと、フィリピンについてもほぼ無知識に近い状態だったこと。ホストシスターも17歳や18歳のときにどんな思考をしていたのか少し考えることができさえすれば、理解するのも早かったと思うのに。ほかの日本人キャンパーに話を聞いたりする時間も無く、それらを埋めるコミュニケーションも少なく、思ったより厚かった言葉の壁よりも、初めのほうで気持ちが足りなかったのが悔やまれます。言葉が無くても、手と足と顔があるし、気持ちさえあればコミュニケーションはできるのにね。お世話になったみなさん、本当に、ありがとうございました!

当ホームページ掲載の記事、写真、ロゴ等の無断掲載を固く禁止します。
Copyright (C) 2001-2007 Love Our Own Brethren (LOOB) Inc. All Rights Reserved.